《心の回復過程の経験談Vol.3》私がリトリーブサイコセラピーを選んだ理由

こんにちは

名古屋で活動中。
心理セラピストの水野まこです。

リトリーブサイコセラピーという心理療法を使って
生きづらさの原因を探り、自分らしさを取り戻すお手伝いをしています。

梅雨が、やってまいりましたね。
名古屋は特に湿度が高い暑さがある土地で、ジメジメの感覚が好きにはなれません。

もっと昔は、そこまで不快さを感じていなかったのですが、
地球温暖化の影響か年齢のせいか、ここ近年の不快さは、ドーンと重く感じます。

私のことですが梅雨生まれです。今こうして記事に書いてみて、
近年は、自分が生まれた季節を楽しむことから外れていたなと思います。

新しい傘を買うだったり、あじさいの花などこの季節に見られる景色を観るだったりと、
今を楽しんでみるのもいいのかもしれません。

ちょっと視点を変えて、自分を楽しませてあげることも、
自分の生活に取り入れていきたいですね(^^)

さて今日は心の回復過程の経験談の第3弾です。

これまでの記事であまり触れてこなかったのですが、
遂にリトリーブサイコセラピーに、スポットを当てたいと思います。

その入り口として、

私がなぜリトリーブサイコセラピーを選んだのか?

を振り返ってみます。

1.リトリーブサイコセラピーの初参加まで

《心の回復過程1年9ヶ月の頃》

私がリトリーブサイコセラピーを初めて受講したのは、
名古屋で開催された1day心理セミナーでした。

そこに辿り着く経緯は、少しさかのぼります。

カズ姐さん(大鶴和江先生)のブログは、
自分の心の回復のために、回復過程の早い段階から閲覧していました。

過去の記事「「自己否定は私のものじゃない」の気づき」でも、お伝えしたとおりに目から鱗の話が眠っています。

そのあとしばらくして、
大鶴先生の著書「怖れを手ばなすと、あらゆる悩みから自由になる」が発刊されました。

発売間もなくして読んだのですが、
その文面で、カズ姐さんの印象が、もの凄く変わったのを覚えています。

ブログ記事のカズ姐さんは、ハキハキ厳しい印象だったのですが、
本で語る内容・語り口は、そのギャップに驚くほど優しさに溢れていました。

「この人は、人の辛さに寄り添う愛のある人なんだな」
と感じたんですね。(私の個人的な印象です(^^;)

そしてその後もブログを念入りに読んでいたある日に、
名古屋で1dayセミナー開催との発表がありました。参加することは即決でした。

そのもっと以前の私であれば、
知らない場所へ行く怖さが出てきて、参加自体に、ためらいがあったと思います。

しかし、その半年ほど前から、名古屋で別のセミナーに参加するようになっていて、
知らない場所へ行くことに慣れてきていたのもあるんですね。

そして奇しくも、その別のセミナーの長期コースに参加するか迷っている時期に、
リトリーブサイコセラピーの1dayセミナーに参加することになりました。

2つのセミナーを自分に照らしあせて見たことで、それが今の私に繋がったのです。

2.リトリーブサイコセラピーの衝撃

名古屋1day心理セミナーでは、
心理講座とオープンセッション(公開でセラピーを行うことです)があったのですが、
正直言って講座内容の方は、あまり覚えていません(^^;

それはきっと、カズ姐さんのブログや別のセミナーでも知識をたくさん仕入れていたので、
驚きが少なかったのだと思います。

ですが、オープンセッションでは、かなりのインパクトを受けました。

そもそもセラピーなるものを経験したことがなかったので、
どういったことをするのかも、わかっていませんでした。

私は自分がクライアントを希望する勇気がなく、他の方のセラピーを見せてもらう立場でした。

セッションでは、セラピストがクライアントから悩みを聞いて、質問しながら進めていきます。
悩みを具体化して、どんな感情が根っこにあるのかを探っていきます。

そして「悩みの根本はここだね」と見えた頃には、
見ている私は、自分のことを投影してしまって(TT)号泣です。

「こうして自分の痛みを理解してもらいながら、寄り添って癒していくんだな」
と思って、見進めていた矢先に、とんでもないことが起こりました。

ジャジャーンと

「これがあるから悩みを手放せないよね」

「あなたが自分で今の状態を選んでいるよね」

自分の悩みの原因が、自分のところに戻ってきたのです。

これはリトリーブサイコセラピーで言うところの二次利得です。

悩みを握りしめて手放さないのは、
手放せない理由(手放すとそれ以上の恐怖があるなど)があり、
それを自ら選んでいるということです。

「えー、そこー?!!!」

の驚きがあったのを覚えています。

でも心配は無用です。
そのあとちゃんと、手放せない理由の根本原因も探っていきます。

そして自分で決断して、握りしめた手を放すことで、悩みの根本解決へ向けていきます。

自分で変わると決断することは、悩み解決の重要な点です。

リトリーブサイコセラピーでは、そこを大事にしているからこそ、
二次利得といった形で、問題は自分が握っているということを、クライアントに見せています。

クライアントの問題解決に向けて、トータルでいかに効果があるかを考えたセラピーなんですね。

3.リトリーブサイコセラピーを選ぶ

今でこそ、リトリーブサイコセラピーの原理がわかるようになりましたが、
最初に見た、予想を裏切る展開は、私にとっては本当に衝撃でした。

それまでは、
心の回復は癒すこと、優しく包み込むのが心理セミナーだ
と思っていたのですが、

オープンセッションや質問タイムも含めて、
全部自分に返ってくるという、厳しさを感じる場所でもありました。
心の問題は自分のものなので、当然なんですがね。

ちなみに誤解のないように補足ですが、講師の言葉は優しいです。自分の痛いところに刺さるから厳しく感じるのです。

でもそのいい意味の張り詰めた空気が、私には合っていたんです!!

セミナーが終わった頃には、ここで学ぼうと決めていました。

初めて見たリトリーブサイコセラピーのセッションで、私は基礎コースの受講を決めました。

実はリトリーブサイコセラピーのコースは、残念なことに名古屋開催はありません。
東京または大阪の開催になります。

当時の私が東京や大阪へ通うことは、私にとって簡単ではありませんでした。
その頃はまだ、知らない場所が怖いという問題を抱えていたのですが、

その不安を打ち消すほど、
ここで学ぶことで、自分の問題を解決していこう
という真剣で必死な思いがありました。

その後、基礎コース開催を待ちわびて開催されたのは、それから7ヶ月後。
東京へ通う日々が始まります。

そこから、新たな試練が始まるのですが、その話は、またの機会にします。

心の回復は自分のためのものです。
自分に何が合うかは、自分にしかわかりません。

自分のために、自分に何をしてあげられるのか

を考えてみてくださいね。

今日はここまで。
自分のために頑張っていきましょう(^^)/

ブログを書きながら、タイミングが悪かったなと残念。
実は、リトリーブサイコセラピー基礎コースは、今年最後の開催が始まっているんですね。

今後の開催については、お待ちください。

リトリーブサイコセラピーホームページ